【皆さんは、自分の家の床下の現実をご存知ですか?】

{↓これが貴方の家の床下の現実です!
 
    白アリに食べられて朽ち果てた土台   地面から土台の柱に無数に伸びる蟻道(白アリがこの中を通って家中を食べに行く)
皆さんは白アリという言葉を耳にしたとき、どんなことをイメージされるでしょう?
「家を食べる超危険な虫!」
「わが家に、もし白アリがいたらなんて想像するのも嫌!」
「まだローンが終わってないのに白アリなんかいたら大変!」
「白アリ消毒って ずいぶんかかるらしい」
「羽アリを見たときはおもわずゾッとした!」

こんなふうに思われていませんか?少なくとも白アリなんかちっとも怖くない、という方は少ないと思います。たくさんの昆虫のなかで白アリほど悪魔のように忌み嫌われている虫も珍しいかもしれません。なぜ白アリはこんなに嫌われるのでしょう?

勿論、大切なわが家をいつ食べるかもしれないからですね。
たしかに白アリは私たちの生活に大きな害をあたえる危険な昆虫です。
世界的に見ても、家屋の倒壊、農作物への被害、堤防の決壊、など大きな経済的損失を日常的に与えている危険極まりない虫です。わが国でも新幹線の鉄道ケーブルをかじって列車を止めたり、その被害総額は年間で一千億円以上!火災の被害額さえ軽く上回るといわれています。これでは「悪魔の虫」といわれてもしかたないかもしれません。

それにしても、なぜこうも毎年白アリ被害が減らないのでしょう?われわれ白アリ防除士の腕が悪いからでしょうか?
「せっかく去年、羽アリが出たので白アリ消毒してもらったのにまた今年も羽アリが出たわ、白アリ消毒なんて効かないのね、」
とおっしゃる方もいます。
申し訳ありませんというしかないのですが、それはたぶん白アリの「行動実態、習性」を私たちが永年勘違いしてきたことも大きな一因でのような気がするのです。

私は昆虫学者でもなければ白アリ研究家でもありません。ですから白アリの生態学的なお話は出来ませんし、わかったようなことをいうつもりもありません。
私にできるのは17年間の白アリ防除の仕事をとおして経験してきた「白アリの実態の話」だけです。そしてそれは今まで世間で広まってきた白アリの話とは随分異なるかも知れません。 建築関係の本や従来の白アリ対策本に書かれている内容とも違っています。
床下を17年間這いずり回って、そこから見えてきた「白アリという虫の行動実態」であり「床下の現実」とでもいったらいいのでしょうか。
敵を倒すには想像ではなく敵の実体を良く知らなければなりません。そこからホントに有効な対策も見えてきます。

理論的な裏づけは後年、学者さんが解き明かしてくれるのを期待して、私はこれまでの数多くの「現場から得た経験」でこうすれば消毒しなくても未然に白アリが防げるという「実戦的」「即戦的」な方法を皆様にお伝えしたいとおもっています。

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